私達の見聞きした
今のマレーシア
2005年 6月
高橋一雄・公子
kk_tkhs@yahoo.co.jp
 
目 的 
A  避寒・・・・・・・正月は日本で過ごし、寒い日本の冬を避けて南国へ
B  観光・・・・・・・リゾートとロングステイの下見を兼ねる。マレー鉄道の体験
C  生活体験・・・クアラルンプール

出発前の準備

A  航空券 今回旅行全体をリーズナブルにする為にマイレージを使用。今回使用したマイレージはワールドパークスで2万マイル使用。空港使用料1人3950円のみ。

B  保 険 上乗せ保険を損保ジャパンのOFFを見つけインターネットで加入。日にち単位で加入出来、52日間で入る。途中延長も可能。

C  ホテルの予約
 KLは、本・ホームページhttp://www.heritagehotelmalaysia.com/jp/等で日本人スタッフ西田氏がいる事が分り、メールで予 約した。
 キャメロンハイランドは9月の懇談会で高橋様にお聞きした所へ、西田氏に予約を依頼。
 ペナン島はアップルワールドhttp://appleworld.com/でインターネット予約。
 ランカウイ島はホテルワールドhttp://www.naitoshoji.com/hotelclub.htmでインターネット予約。

  出発前にペナンとランカウイの津波とホテル・レストラン等の営業状況を西田氏に電話で聞いて貰う。

  お金 日本円(万一の予備)・キャシュカード・クレジットカード利用した。 キャシュカードは手数料が必要で、現金(多額の時は申告が必要)又はトラベルチェクの方がRMへの交換率が良かった。

  留守宅対策
 1 新聞・定期刊行物は年末で停止依頼
 2 貴重品は銀行の貸金庫へ
 3 郵便物は娘の家に転送。その他の配布物は、娘と隣家に点検依頼。
 4 電気は冷蔵庫以外のブレーカーを切る。水道は元栓を閉める。温水機のお湯を抜く。電話は大きな呼び出し音がしないように。戸締り・洗濯物のチェック。植木鉢の始末等・家の外回りの始末。

日 程  
もう少し早く行きたかったが、10日迄ブラックアウトで11日になる。帰りはコンサートの年間予約と確定申告のため3月3日とした。下記は2人1室の価格  RMTは約30円
 1/11〜14  クアラルンプール    ヘリテージ-ステーションホテル・・・・ 朝食付RM100
 1/15〜19  キャメロンハイランド クールポイントホテル・・・・・・・・・・・・ 朝食付RM60
 1/20〜24  ペナン島         シティーベイビューホテル・・・・・・・・・・バイキング朝食付1泊RM160
 1/25〜29  ランカウイ島      アセアニアリゾートホテル・・・・・・・・・・ バイキング朝食付1泊RM126
 1/30      夜行列車ランカウイエクスプレス・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・  RM70
 1/31〜3/2 クアラルンプール   ヘリテージ-ステーションホテル・・・・ 食事無30泊RM1800

ホテル ヘリテージ-ステーションホテル 
 URL: http://www.heritagehotelmalaysia.com/jp/  日本人担当スタッフ「西田聡」氏 外大でマレー語を学ばれた若い人。マレーシア・マイ・セカンド・プログラムのビザ取得の代行もされている。とても親切で滞在に必要な事を教えて貰うなど,帰るまで随分お世話になった。

 建物はマレー鉄道旧駅舎の一部を利用し、1世紀近い歴史があり外観・内部ともクラシックで情緒がある。滞在中に映画のロケや雑誌グラビアの撮影等が行われた。部屋はロングステイ用に(ベッドルーム+リビングルーム)、週1回の清掃・ミニ冷蔵庫・NHK・湯沸器・浄水器を用意して貰った。安いだけにキッチンが無く、長期滞在者用ラウンジにその設備があるが、あまり綺麗では無かった。変える予定にしていると言っておられたが?…。小さな窓が鉄道側に有るだけで薄暗く、長く室内に居なかった。
 

         ヘリテージステーションホテル
  交通の便が良く、大きなショピングセンター(ミッドバレー・ソゴウ・ザ・モール)へKTM(国営鉄道)でRM1で行ける。KTM以外の交通機間も利用出来る。近くにレイクガーデン(朝・夕の散歩に最適)・国立モスク・博物館や美術館(共に多数)・植物や動物の公園・独立記念像・独立広場・チャイナタウン・セントラルマーケット等が徒歩圏にある。
お奨め日帰り観光スポット  カニの島クタム島

KLからKTMでクラン港まで約1時間30分(往復RM9)、クラン港から高速ボートでクタム島まで約30分(往復RM11)。  クラン港の沖合いに浮かぶ水上集落の島。島全体が湿地帯なので家屋や道はすべて地面から2mほどの橋げたの上に建っている。木の板の上を自転車やオートバイだけが通れる漁村。素朴なシーフード料理が食べられる。今回一番異国情緒を感じ、癒された所でした。

             小さな集落・・クタム島

今回マレーシア(KL)を訪ねて気付いた事

A  気候と自然
 1 一年の温度差が少ない為、酷暑、厳寒、花粉症、地震、台風などの心配がないといわれている。神経痛、関節痛が治ると言う人が大勢居られました。風邪等で医者通い、薬代も必要無し。私は毎年日本では一冬に2〜3回風邪を引くのですが、今冬は一度もかからず、本当に快適で得をした気分でした。
 2 熱帯性気候の為、日本の春、夏,秋の花々がいっせいに咲き乱れ、温室に育つ蘭やブーゲンビレアなどが路地で鮮やかな色を見せていて、園芸好きの私には堪らない風景でした。
 3 ホテルやショピングセンターなど、建物の内部はクーラーがきいていますが、外部の直射日光はとても厳しく、出来るだけ朝のうちに行動し、午後は昼寝、読書、メール・インターネット等で過ごし、日が落ちる頃夕食やコンサート・ショピング等に出掛けるように心がけると気持ち良く生活できます。
 4 長距離バスや鉄道は冷房が効きすぎているので、上着が有る方が良いと思います。

B  物価等
 1 物価が日本の1/3程度で、年金収入だけで楽しくステイ出来る。
 2 衣服,靴等はTシャツ、サンダルで済み、少しお洒落して出掛るにも安価で良いものが手に入ります。
 3 交通費。タクシーは事前交渉乗車。市内だとRM3~RM10ぐらい。KTMは2駅だとRM1。長距離バスは(KL〜キャメロンハイランド)5時間RM14(KL〜マラッカ)2時間RM7.9。

C  文化生活
 1 博物館、美術館は展示物,展示方法等とても充実していて素晴らしい上,殆どの所が入場無料。
 2 シンフォニーホールでは常設の楽団があり、ドレス・コード規定(ジーンズ・短パン・Tシャツ・スニーカーは駄目)のちょっとお洒落した人々の中で、優雅にクラシック音楽が楽しめる。
 3 国際交流基金主催の日本映画会。毎月2回上映。無料。私達は野口英世とその母の一生を感動的に描いた伝記ドラマ、三田佳子主演「遠き落日」を見、改めて日本の良さに気付きました。
 4 その他常にどこかで世界各国の展覧会が行われている。(日馬プレス・南国新聞・パノーラなどで確認)

        KL独立広場と街の様子


     マレー料理 : ミーゴレン(左) ・ ナシゴレン(右)
D  食生活

 1 ショッピングセンター、スーパーマーケットで日本食材が何でも手に入り、日本食レストランも数多くあります。特にジャパンクラブの「日馬和里」では、食材が東京築地市場から空輸され、新鮮な刺身・天ぷら・茶碗蒸・焼き魚等のLunchがRM15、DinnerがRM25で食べられ質・量共満足でき、おすすめです。

 2 ローカル食材はマーケット、朝市、昼市等で新鮮な魚,野菜、果物等豊富に安く売られており、近くの屋台ではサテー(マレー風焼き鳥)と言う竹串に刺した鶏、牛、羊肉を炭火で焼き胡瓜や紫玉葱と一緒に甘辛いピーナッツソースに付けるなどは、安心して食べる事が出来ます。

 
 3 フードコート(シヨッピングセンターやデパートに有る屋内の屋台)椅子席が並んだ広い場所の回りに店が沢山並んでいて、その中から自分たちの好きな物を買ってきて食べる。屋外の屋台と違って水道設備が整っている為安心して食べられ、レストランに入るより格段に安い。その他あちこちで安くて美味しい店を見つけてきましたので行きたく思われる方はお尋ね下さい。

E  社会と人間
 1 日本人に対してはマハティール前首相の「ルックイースト政策」が行き渡っている性か、とても親切で、親しみを持って話しかけてくれたり、席を譲ってくれる。又ちょうどハッピイニューイヤー(中国正月)の季節だったので親切なタクシードライバーや、KTMの車内で隣に座った乗客から、お祝いのみかんを頂いたりしました。日本語を勉強している人も多く、その熱心なことには本当に感心させられました。
 2 国の方針で2020年までに、政治、経済、文化などすべての面で、先進国の仲間入りを果たすと言う「VISON2020」に全力を注いでいる為、活気に満ち、生き生きしていて非常に気持ち良く、町も毎朝掃除する人が居て、清潔に保たれており、ここKLにいると元気がもらえる気がしました。

F  各地の状況 
 1 キャメロンハイランド 高原の街なのでとてもさわやかな気候(少し湿度が高い)、静かで治安も良く、地元で取れる有期野菜を使った鍋料理が、安く美味しく食べられる。ヘリテージホテルには日本人のロングステイヤーが多いが、私達は大勢の日本人の中に入りたくないので、少し離れたクールポイントホテルに泊まりました。安価ですが便利な場所にあり、環境もとても良かった。街自体は小さくゴルフをしない私達には長期滞在が出来るかは疑問。
 2 ペナン島 津波の後テレビで「キャンセルせずにお客様一人来て頂くと、現地の一家族が助かる」と聞き、少し心配でしたが予定通り行きました。街はひっそりとしていて活気が無く、ビーチでは関係者が、一週間営業を休んで後片付けにあたったそうで、何も無かった様に綺麗になっていたのに客は少なく、親切に色々話をしてくれたアリババさんに「早く以前のようになって欲しい」と云われ、私達もそれを願い、日本に帰ったら、出来るだけ機会を見つけ話します。」と約束してきました。マリンスポーツの客引きに付きまとわれる事も無く(国の規定だそうです。)椰子の木陰でフレッシュジュースを飲み、心地よい風に吹かれていると、夢のような時が流れ「やはりここはリゾート地!」と実感し、早く元の様になる事を祈っています。
 3 ランカウイ島 ここは免税の島。ショッピングが楽しい。特に国内にメーカーの無いビールは、350cc一缶RM2(アサヒスーパードライ)。KLでは2倍以上するので、信じられない安さです。泊まったリゾートホテルの花と緑の庭に、裏山から猿が遊びにきます。マレーシアで一番長いプールでのんびりしたり,徒歩5分ほどのビーチでは、観光ポスターに載っている美しい夕日が見られ、ディナーをしながら皆ゆったりと過ごしておられます。伝説の島とも云われ観光地も多く、イーグルフィーディングツアーやマングローブのクルーズも楽しめる素敵な所です。私達が行きましたときに、島を一周する自転車レースがあり、日本人が優勝した種目もあった等の嬉しいこともありました。
 4 ランカウイ・エキスプレス 1等個室夜行寝台列車(2人でRM70.シニア料金60才以上半額)
ランカウイ島対岸のアロースターからKLセントラルまで約12時間。車掌さんがウエルカム・ドリンクとケーキを持ってきてくれる等、ちょっとハイソサエティーな気分が味わえましたが、最終駅には30分ほど早く着き慌てて降りなければならないと言うドタバタ劇もありました。
 5 KL(クアラルンプール) 「ある日の日記」
 朝食をホテルの自室で取った後、片道RM1の電車に乗り、ミッドバレー駅へ。ここにはメガモールと言うアジア最大級のショッピングセンター(430店以上のテナント)やジャスコ、カルフールもある。インターネットカフェ(フリードリンク付きでRM4)で約1時間Eメール。フードコートで豆乳とナシゴレン(マレー風チャーハン)とクレイポットチキンライス(香草で炊いたご飯の上にローストチキン、これを土鍋で熱した料理、マレー風鶏釜飯?)合計RM20ぐらいで昼食と休憩。近くで日本語の新聞(南国新聞、パノーラ)の今週号を頂く(無料)。ジャスコの食料品売り場で珍しい果物等食材を購入。ホテルに帰り、シャワーを浴びゆっくり休憩。夕食後近くの国立モスクのライトアップを見に行く。昼間と違いとても幻想的。そよ風が心地よく、今夜も良く眠れそう。

G  アクシデント。皆様どうぞご注意を。


  街中でひったくりにあいバックを取られ、争う内に頭を縫うけがをした。

  同じホテルの人が、偽警官による「麻薬検査」と称してのパスポート、財布、荷物調べに会い
電子辞書(5万円ぐらいの物)が、無くなったそうです。
 どの国へ行っても同じですが、対策としては大きなバック、貴重品、高価なものを持ち歩かない。パスポート等はコピーを。買い物時大金を見せない様にする。特にATM使用時は回りに十分気を付け、早くその場を離れる。ダミーの財布に少しお金を入れておくなどの工夫をし、あまり抵抗しない。
 目をつけられないよう、現地に溶けこんだ服装や態度が一番良いように思われます。

  タクシーの乗り方。メーターが異常に早くまわることがある。親切そうに観光案内などして客が外を見ている間に足で操作するみたいです。日本の物価に比べて安いからとチップをはずむ日本人が居るので「少々高くても払ってもらえる」と思われているようで、観光地値段にならないように気を付けて頂きたく思います。2台の車に分れて乗り、行き先で一緒になった所1台はRM6、1台はRM20で驚いた事がありました。あまり悪質な場合はタクシー苦情相談の電話があるそうです。

  クレジットカードのスキミング。私達自身も経験しました。幸いカード会社が気づき帰国後、電話確認の上、対処してくれ実害はなかったのですが…。聞く所によると最近非常に多いそうです。

  外国観光客による現金ごまかし事件。私達の場合イタリア人を名乗り、ユーロらしき物を見せ、円を見せてくれといわれた。ホテルのセーフテイボックスに預けていたので断れたが、もし持っていたら乗せられ危ない所でした。

概算費用 
              宿泊     食事    観光・娯楽   その他
 KL31泊       51,000円  46,000円 12,000円  7,000円・・・小計 116,000円
 その他19泊   75,000円   50,000円 20,000円  2,000円・・・小計 147,000円  
 保険追加 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     19,000円  
 空港使用料 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    8,000円  
 通信費    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・   14,000円  
 国内交通費 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・    12,000円
 土産   ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     27,000円  
 写真代等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・     47,000円
                                       合計           390,000円
(註)航空運賃はマイレージ使用の為、計上していません。

まとめ
全体的に見て私達はマレーシアが気に入り、他のコンドミニアムやアパートもいくつか見学して来ました。ご一諸出来る人があれば、楽しいかなとも思っておりますのでご連絡下さい。また今回出発にあたり加古川の高橋御夫妻に、色々アドバイスと、とても安いクールポイントホテルも紹介して頂き安心して行けました。静かで治安も良く便利な所でした。心より感謝し御礼申し上げます。

                                               2005年6月 高橋一雄・公子

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